この日、息子は全て解決したと思い込み、かなり上機嫌でした。
恐怖の顧問もいなくなる、楽しくバスケットができる。
勉強は嫌いだけど、学校は大好き。
「好きな科目は?」
「給食と体育!!」
こういう子です。
10日間遅れの、2学期初登校。
自分で制服のズボンにアイロンをかけ、
普段は忘れ者チャンピオンなのに、筆箱の中まで入念にチェックしていました。
なにしろ上機嫌。
前日の会合は、かなり不愉快な点もありましたが、
結果オーライならそれで良し。
校長・教頭も人の子、
こちらがサバサバと向き合えば、遺恨が残る可能性は少ないだろうと楽観。
これが間違いの元だったわけですが。
明日は早いから、そろそろ寝なさいと言った午後9時過ぎ。
担任から電話が入りました。
「おかあさん、今日、部活の保護者会に行かれましたか?」
「え?保護者会6日じゃないんですか?」
「今日あったらしいです」
「え?意味がわからないけど、何があったんですか?」
「私も今、他の父兄の方から聞いて、何があったのかわかりません」
部活の他の保護者の方に連絡を入れてみました。
「保護者会というわけじゃないけど、数人が校長・教頭と会った」との事。
当然、何の話だったのかを聞きました。
校長は、顧問を外す件に関して、
「××さんの意向で、今の顧問を外す事になった。
××さんの要望で、顧問は、××さんの担任になった。」という内容を話したそうです。
××さん=私の事です。
悪意を感じました。
1人の父兄の「意向と要望」で学校の人事が決まるなどあり得ない。
逆の立場だったとしたら、私も疑問を持つと思います。
「その××さんて、何者なの?」と。
それを聞いた保護者達は激怒し、
「私達も教育委員会に行く!」という話になったとか。
もう頭を抱えてしまいました。
何故、「自分の権限」で決めた事と言わなかったのでしょう?
意図的に、滅茶苦茶にしてるとしか。
この件で、この夜、何人かの方と話しました。
息子にも、当然聞こえており、へたり込んでしまいました。
この時に、
「校長は僕を狙って差別している。もう学校へは行けない」
と思ったそうです。
そこまで深刻に考えていたとは、気づいてあげられなかった。
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