2013年3月29日金曜日

機能していない「いじめ相談電話」と「行政」

安曇野市教育委員会HP
http://www.city.azumino.nagano.jp/kurashi/sodan/ijime.html


いじめを受けたら、一人で悩まず相談を!

いじめられて悩んでいる、いじめを見かけたけれど、どうしたらいいか・・・
そんな時、お電話ください。
一人でも多くの方が悩みや苦しみから立ち直ることを願って、
教育現場の経験者「学校教育指導員」が、みなさんのご相談に対応いたします。
秘密は固く守りますので、安心してご相談ください。

>そんな時、お電話ください。

さんざん「お電話」してますけど。

>一人でも多くの方が悩みや苦しみから立ち直ることを願って、

本当に願っているのか疑問。


今回、行政上層部と話していて、感じた事があります。


「教育は、不当な支配に服することなく、
この法律及び他の法律の定めるところにより行われるべきものであり、
教育行政は国と地方公共団体との適切な役割分担及び相互の協力の下、
公正かつ適正に行われなければならない。」

と定められていますが、「適切な役割分担」という文言で、
「地方行政」と「教育行政」は一線を画しているという判断ができます。
これは、組織そのものの目的が異なることを示しています。

>相互の協力の下、公正かつ適正に

ところが、これが機能しない原因。

相互の協力→   ともすると、押し付け合い・譲り合いになる。
公正かつ適正に→公正かつ適正にしても、
           相手が言う事を聞かなければ話にならない。

知事   「県教委と会議の上、指導する。」
県教委  「この事態を受け止め、市教委と学校を指導する。」
市長   「どうなってるんだ!」と、市教委をつつく。
市教委  「学校を指導する。」

学校「ガン無視」


結局、「強制権」が無い為に、
法律もルールも「機能」していないのです。

「司法」「行政」「立法」

この三権のうち、指揮系統が全くなっていないのが「行政」だという事を、
今回の件で嫌と言うほど知りました。

強制権を持たないのは、
「性善説」に基づいて組織が運営されているからだと思われます。
相手の、職業意識や、要職の人柄を、良とした上で、
職務を良心的にこなす事を前提とした上での、
「強制権必要なし」という事ではないでしょうか。

しかし、「独裁者」気取りの者には通用しません。

この教育基本法において、
知事・市長という行政の長と、県・市の各教育委員長がエグゼクティブ・オーダー的な、
権限を持てれば良いと思います。

状況いかんによっては、問答無用で免職にする権利。
これがあれば、オーダーを発動することはなくても、舐められなくはなるはずです。
「縦の組織図を無視する輩」には、暴走の抑止力になると思われる。

と、気づいた時点で贔屓の議員にメール。
こういう事は立法府です。

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