2013年3月29日金曜日

穂高事件 ~事件にまつわるイヤなうわさ


穂高事件 ~事件にまつわるイヤなうわさ


この件、「教育長を「いきなり」動かした文書」のページで触れましたが、
この「イヤなうわさ」を掘り下げていこうと思います。

私は、10月から11月にかけて、何故教育長が全く動いてくれないのか、
相当悩み、考えていました。
11月3日の「市長と語る会」では120人の安曇野市民の前で、
市長・教育長は息子に対応を約束した。

回りの知人や、父兄の方達が異口同音で言っていたのは、
「市長にまで話が行ったのに、何で解決されないの?」と。
これは、私にもわからなかった。
3-4日間ほど、真剣に考えに考えました。

市長・・・教育長…教育委員長・・・
安曇野市のエスタブリッシュメント達。
この頃はこの方達の人間関係の事なども考えてもいませんでした。

しかし、徐々に背景がわかってきたのです。
まず、お盆最終日8.15に教育委員長とこの件での面談をしてから、
始末書を渡された9.13まで、委員長は電話をすれば必ず折り返してくれましたし、
訪ねて行って留守の折り、
メモ・手紙などを入れても電話をかけてくださっていました。

しかし、9.14に校長から「警察に相談している」と暗に脅されてから、
委員長の動きはピタッと止まってしまったのです。

これに関しては、後日「何故動いてくれなかったか」と尋ねると、
「Out Of Control」とおっしゃっていました。
コントロールできないなどあって良いものかとも思いましたが、
いかんせん、強制力の無い行政システム。
指導しても相手が言う事を聞かなければ、力ずくで聞かせるわけにはいかず、
これも致し方ない事かもしれないと半ば諦めも入っていました。

しかし、こちらとしては、
学校がうまく機能していない事で息子にさんざんなしわ寄せが行っている以上、
委員長に動いていただくしかありません。

何も動きの無い10月18日、委員長宅を訪ねた折り、意外な言葉を聞きました。
「本職が忙しく、選挙の準備もあり辞職願を出している」との事。
それで、頭の中で辻褄が合ったのです。

それまで、まともに機能していると思っていた「安曇野市教育委員会」
これは委員長ありきの動きで、委員長が抜けると、すぐに馬脚を現す、
世の信用の無い教育委員会となんら変わらない学校とズブズブな機関。
結局、委員長は、10月26日の信濃毎日新聞誌上で、
委員長慰留が決定したと報道されました。

辞表出した安曇野市教育委員長、来年3月末まで委員継続

ここで問題なのは、内部の人間関係です。
委員長的には、今年の市長選の準備や、
その他諸々で辞表を出していたにしても、
内部の人間が、その件を快く了解するでしょうか。
結局「やめるって言ったり戻ったり」と思われていたのでは?と思います。

こちらとしては、慰留されて安心しましたが、その後の委員長には、
9.13以前のような行動力は残念ながら見られませんでした。思うに、
内部の上下関係がスムーズに機能していなかったのではないかと思います。

息子の事件の新聞記事に関しても、「警察発表は無い」と書いてありますが、
「証拠隠滅」と「逃走」の心配がなければ、「在宅捜査」となり、
「在宅」の細かい事件はたいてい発表はありません。

記事には「同市教委は・・・」と書いてありましたが、
記者の取材に情報をオープンにしろと指示をしたのは多分、委員長でしょう。
普通の市教委なら箝口令のはず。
校長と教育長は委員長に対し「また余計な事を」と思ったのではないでしょうか。
委員長が子供側に立って、暴行顧問を外したり、
始末書を出させたりしたのは、学校側には後々不利益でしかないのですから。

もうひとつ、人間関係を疑う代表的な例を挙げると、
息子が「社体から廃除された」事に関して。

社体とは・・・。

中学体育連盟の申し合わせで、中学生の部活は、
月・火・木・金・第三土曜しか活動してはいけない事になっています。
しかし、それでは練習時間が足りない。
なので、法の網目をかいくぐるような措置で、
「社会体育」というものを父兄が立ち上げているというシステム。
しかし、部員も顧問もコーチも全員部活のメンバーと同じ。
当然、練習は学校の体育館。
なので、「部活の延長」とも言える「部活」とほぼ同じものです。
この団体がクセモノで問題も多く、全県的にも問題になっています。

中学の部活動補う社会体育、長野以外ほとんどなし 北信越で調査

話を戻します。
息子が「社体から廃除された」事に関しての市教委の意見の相違。

「学校と社体は関係ない」
→校長・教頭・教育長・教育次長・市教委主事。

「学校と社体の関係以前に苦しむ子を救うべきである」
→教育委員長・知事。

「今までも学校は深くバスケ社体に関わっており、今回関わらないのは疑問」
「県教委が検討委員会を設けている中、学校が無関心なのは疑問」
→県教委。

この件で、市教委内部が顕著に意見が割れている事がわかりました。
この社体のトラブルも、10月初頭から、校長の嘘で問題が大きくなった事です。
というより、そもそも、保護者会を滅茶苦茶にしたのは「校長の嘘」です。
8月3日の保護者会で、校長は私を、
「勘違いお母さん」に仕立て上げたまでは良かったものの、
全て録音されており、それも土下座と始末書の原因になった。

校長は、この件、委員長には、「社体の書類が揃い次第対応する」と、
さも私が書類を揃えていないような言い方をし、(実際、書類は名前を書くだけ)
私には、「学校と社体は関係ない」と言い通しました。

社体の書類は、一度校長から「郵送」で戻されましたが、
更にさし戻すと、校長は手元に留めたまま、
息子を社体と部活から追い出すと言う暴挙に出ました。

この教育委員会のNO1とNO2の考え方の協調性の無さが、
社体の件では顕著に出ていたわけですが、
多分、噛み合わなかったのは、この件だけではないでしょう。
「子供第一」と「学校第一」
「情報オープン」と「隠蔽体質」
隠蔽体質どころか、都合の悪い事は
モンペと嘘つき生徒のせいにしてしまえという常勤の市教委面々。

教育委員長と教育長。
どちらが、本物の教育者でしょうか。
何故、一貫して同調して息子の問題に当たってもらえなかったか。
この件で、悩みに悩み、私も「穂高事件」、ほぼ同じ推測に至りました。

そして、冒頭の「教育長を~」の文書を作成する事に至るわけですが、
私が作成した、文書の全文を他ページにて公開します。

他のブログで取り上げられ「穂高事件」と呼ばれている記事をコピペします。
安曇野市民は必見。

穂高事件 ~事件にまつわるイヤなうわさ

事件にまつわる黒い霧の噂
少年が学校当局の物理的・精神的圧迫によって登校を阻まれ、いっときは死の寸前まで追い込まれたこの事件に関係して、実にイヤな見方が出てきています。
それは、この事件を政治的に利用しようとする方々がいて、その背景には利権がらみの思惑が働いているのではないかという憶測です。
ここでそのような意見を詳細に紹介するのは差しさわりがあると判断いたしますので、読者の皆様が自主的に判断していただけるように、事実関係だけを列記することにします。
1・安曇野市政の政治状況
安曇野市は2005年10月に、五市町村が合併してできた新しい市。
現市長は公約を破り、市民の9割が反対しているにも拘わらず、80億円をかけた新庁舎建設を断行 (12月1月業者入札開始、4月着工予定)ちなみに市長は、コンクリート会社に50年勤務された方。それがこの事業に関係していると断定する根拠は全くありません。あくまでも、今後の市の発展を見据えた建設事業という理解をしてさしあげたいと思います。

2・安曇野市長選挙
2005年、2009年の市長選挙で現市長の対抗馬となったのは、現在の教育委員長で、私立高校校長を勤められたこの方は、いずれも二位で甘んじてこられた。そして今年10月に行われる選挙に三度目の挑戦をする旨、すでに公表されている。もちろん市庁舎建設に反対。10月段階ではまだ基礎工事で、かりに計画撤回となった場合でも、違約金が生じたとしても予算支出の負担は最小限におさえられる見通し。ゆえに、10月の市長選挙はこの市庁舎建設の可否が大きな争点よなる見通し。

3・この事件をめぐる教育行政当事者の方々の立場
すでに教師の暴行容疑が立件され書類送検されている中、校長は「肩が触れただけ」という見解で暴行そのものを否定する立場にあり、教育委員会の事務責任者である教育長もこれに賛同している。かたや、名目上の長である教育委員長はこれを暴行ととらえ、さきの両者とはことなる立場に立っている。一例として、校長から始末書をとり被害者家族にそれを渡して、その公開を是認したのもこの教育委員長であり、これによって校長や教育長との関係が険悪になっているとの噂もある。また、学校が被害者家族を名誉毀損で提訴する動きを示した際も、委員長はこれに反対したが教育長におしきられたもよう。ちなみにどこの教委も似たことだが、教育委員長は一種の名誉職で、実態は事務職の長である教育長が実質的な長という実情。この校長と教育長が現市長ときわめて密接懇意な仲であるという噂もあるが、あくまで当地での噂であり、状況判断の根拠とはしがたい。

4.流れ出る憶測
こうした状況の中で、もし今回の事件の被害者少年の身に不測の事態が生じた場合は、たとえ名目上とはいえ教委のトップに立つ委員長が非難の矢面に立たざるをえないのは明白である。市長選の第二の争点どころか、この問題が争点の中心になる可能性もある。少年にたいする複数教師の暴行を認めないばかりか、「ボクは学校から追い出された」と言わしめるように少年の登校を物理的にも精神的にも阻み、地域のスポーツクラブへの出入りすらままならないという、私たちの理解しがたい学校当局の態度とあいまって、上記のような政治状況がこれ
に影響を与えているなどというまことしやかな憶測が拡散してしまっているのである。被害少年の、あの人たちは「ボクの自殺を願っている」という言葉が、文字通りの被害妄想にすぎず、こうした憶測が無責任な風聞にすぎないことを、心から願わざるをえません。

コピペここまで。

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