2013年3月29日金曜日

地震・雷・県教委


東京・区教委に、学生時代の友人がいます。
「長野は、教育関係厳しいって聞いてるけどねー、教育委員会どうしたのかねー」

私もそうでしたが、東京の人間は、
何故か未だに「長野は教育県」だと思い込んでいます。
教育関係が厳しいとか、教育県だというのは、今となっては昔の話。

当初は、私も「教育委員会」を信じていましたが、
徐々に信頼の糸は切れてきました。
行政が中立的な教育委員を据えても、学校が従わなければ話にならないのです。

大津市の事件で浮かび上がった、「教育委員会という組織は、
レイマン・コントロールがほとんど機能しておらず、
首長部局からも離れて独善的にふるまう」という問題。
残念ながら、大津だけでなくどこも例外ではないのかもしれません。

市教委も、口上通りに「子供の人権」や「命」に重きを置いているならば、
ここまで大事にはならなかったはず。
「人権」や「命」は二の次三の次にして良い問題ではありません。
自民党の政権公約にも「形骸化した教育委員会の抜本的改革」とありましたが、
教育委員会は、全国的に完全に形骸化しているようです。

行政は、全く頼りにならないので、
今後は「司法」と「民間」に解決をお願いしたいと思います。

更に色々な問題を含んでいる息子と学校のトラブル。
警察は、このまま、どう発展するかわからないという観点から、
捜査終了後も、注視をしてくれているとの事。

県教委と話しをした時に、この件も伝えました。
県教委は、学校や市教委と比べ、
全体的に、常識的な考えのようだという印象はあります。

本来、教育関係者は「常識的」で当たり前なのですが、
この件で、何人もの教育者と話した中で、
「学校」という特殊な世界しか知らない「教員という人間」は、
少なからず、ズレている人間が多いと感じています。
「元教員」も同様です。

就職難で、なんとなく教職を取り、なんとなく教員になった者が、
ヘタに出世を目指すと、上しか見ずに、回りが見えなくなる。
上を目指している教員ほど、特に「要注意」という印象があり、
肝心の「生徒」が見えていない教員が多いようにも思えます。

「教員免許は、10年間社会経験をしてから」という意見がありますが、
これに、同意。

しかし、この警察の話しの時には、県教委にも、少し「ズレ」を感じました。
「良かったですね、警察の方が××君の事心配してくれて」と、
息子を励ましてくれる人がいるという事を、私と同じ目線で、
喜んでくださっていました。
ありがたいけど・・・いや・・・おかしい。

学校に対して、市教委・県教委が、
ささっと解決しないから、警察が注視するハメになる。
「教育委員会」の面目が丸つぶれだとは思わないのでしょうか。

近所のおじさんに相談しているわけではないのです。
県教委から、どんなに連絡が入っても、無視を決め込む、
学校と市教委の異常さはわかっているはず。

このブログを立ち上げた時も、urlをお教えしましたが、
県教委・義務教育課の面々が、ただのブログ読者になってどうするのでしょう。
「皆で情報を共有している」という県教委。
ならば、暴露された、管理職・その他の教員の「服務専任義務違反」を
県・市をあげて調査しなければいけない所ではないでしょうか。

公務員に取って「人事権」を持つ機関は、いちばん怖いはず。
教員にとっては、「地震・雷・県教委」



クリスマスの日、

県教委からは連絡があり、知事の秘書氏と話したとの事。

同日、市教委に連絡をした所、
「責任者は夜も公務です」と言われ、相変わらず、なしのつぶて。

知事は、息子の手紙を読み、秘書さんを通して連絡をくださいました。
「早急に対応する」と。
それも、夜遅く、職務時間外に連絡をくださいました。
これが一番の、クリスマス・プレゼントになったかもしれません。

行政上層部が何を言っても、末端が協力をしない。

この事に関わった関係機関の方々は、家族と楽しくクリスマスを過ごしたのでしょうか。
私の息子は、悲しい気持ちでクリスマスを過ごしました。

「公務」「会議」「研修」と称した数多い「忘年会」
お酒は、おいしいのでしょうか。

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