東京・区教委に、学生時代の友人がいます。
「長野は、教育関係厳しいって聞いてるけどねー、教育委員会どうしたのかねー」
私もそうでしたが、東京の人間は、
何故か未だに「長野は教育県」だと思い込んでいます。
教育関係が厳しいとか、教育県だというのは、今となっては昔の話。
当初は、私も「教育委員会」を信じていましたが、
徐々に信頼の糸は切れてきました。
行政が中立的な教育委員を据えても、学校が従わなければ話にならないのです。
大津市の事件で浮かび上がった、「教育委員会という組織は、
レイマン・コントロールがほとんど機能しておらず、
首長部局からも離れて独善的にふるまう」という問題。
残念ながら、大津だけでなくどこも例外ではないのかもしれません。
市教委も、口上通りに「子供の人権」や「命」に重きを置いているならば、
ここまで大事にはならなかったはず。
「人権」や「命」は二の次三の次にして良い問題ではありません。
自民党の政権公約にも「形骸化した教育委員会の抜本的改革」とありましたが、
教育委員会は、全国的に完全に形骸化しているようです。
行政は、全く頼りにならないので、
今後は「司法」と「民間」に解決をお願いしたいと思います。
更に色々な問題を含んでいる息子と学校のトラブル。
警察は、このまま、どう発展するかわからないという観点から、
捜査終了後も、注視をしてくれているとの事。
県教委と話しをした時に、この件も伝えました。
県教委は、学校や市教委と比べ、
全体的に、常識的な考えのようだという印象はあります。
本来、教育関係者は「常識的」で当たり前なのですが、
この件で、何人もの教育者と話した中で、
「学校」という特殊な世界しか知らない「教員という人間」は、
少なからず、ズレている人間が多いと感じています。
「元教員」も同様です。
就職難で、なんとなく教職を取り、なんとなく教員になった者が、
ヘタに出世を目指すと、上しか見ずに、回りが見えなくなる。
上を目指している教員ほど、特に「要注意」という印象があり、
肝心の「生徒」が見えていない教員が多いようにも思えます。
「教員免許は、10年間社会経験をしてから」という意見がありますが、
これに、同意。
しかし、この警察の話しの時には、県教委にも、少し「ズレ」を感じました。
「良かったですね、警察の方が××君の事心配してくれて」と、
息子を励ましてくれる人がいるという事を、私と同じ目線で、
喜んでくださっていました。
ありがたいけど・・・いや・・・おかしい。
学校に対して、市教委・県教委が、
ささっと解決しないから、警察が注視するハメになる。
「教育委員会」の面目が丸つぶれだとは思わないのでしょうか。
近所のおじさんに相談しているわけではないのです。
県教委から、どんなに連絡が入っても、無視を決め込む、
学校と市教委の異常さはわかっているはず。
このブログを立ち上げた時も、urlをお教えしましたが、
県教委・義務教育課の面々が、ただのブログ読者になってどうするのでしょう。
「皆で情報を共有している」という県教委。
ならば、暴露された、管理職・その他の教員の「服務専任義務違反」を
県・市をあげて調査しなければいけない所ではないでしょうか。
公務員に取って「人事権」を持つ機関は、いちばん怖いはず。
教員にとっては、「地震・雷・県教委」
クリスマスの日、
県教委からは連絡があり、知事の秘書氏と話したとの事。
同日、市教委に連絡をした所、
「責任者は夜も公務です」と言われ、相変わらず、なしのつぶて。
知事は、息子の手紙を読み、秘書さんを通して連絡をくださいました。
「早急に対応する」と。
それも、夜遅く、職務時間外に連絡をくださいました。
これが一番の、クリスマス・プレゼントになったかもしれません。
行政上層部が何を言っても、末端が協力をしない。
この事に関わった関係機関の方々は、家族と楽しくクリスマスを過ごしたのでしょうか。
私の息子は、悲しい気持ちでクリスマスを過ごしました。
「公務」「会議」「研修」と称した数多い「忘年会」
お酒は、おいしいのでしょうか。
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